PR

ニュース プレミアム

虹色朱印帳の「七カ所まいり」お遍路はここから

カラフルな「虹色朱印」(甲山寺提供)
カラフルな「虹色朱印」(甲山寺提供)
その他の写真を見る(1/5枚)

 四国霊場八十八カ所のうち、「七カ所まいり」として知られる香川県内の71番~77番の札所が、カラフルな7色の「虹色朱印」と蓮の花びらをかたどった専用の納経・朱印帳を作った。7寺は徒歩でも1日で参拝できる距離にあり、四国遍路を始めるのにうってつけだ。関係者は「七カ所まいりを体験し、巡礼の足慣らしにしてもらえれば」と呼びかける。

江戸時代には存在

 七カ所まいりについて、同県善通寺市の74番札所・甲山寺(こうやまじ)の大林教善住職(74)は、「江戸時代の絵図にも記述があり、八十八カ所を回ったのと同じような御利益が得られるとされてきた」と説明する。

カラフルな「虹色朱印」=3月13日、香川県善通寺市
カラフルな「虹色朱印」=3月13日、香川県善通寺市
その他の写真を見る(2/5枚)

 7寺は、三豊市の71番札所の弥谷寺(いやだにじ)から順に、善通寺市の曼荼羅寺(まんだらじ)▽同、出釈迦寺(しゅっしゃかじ)▽甲山寺▽同、善通寺▽同、金倉寺(こんぞうじ)▽多度津町、道隆寺(どうりゅうじ)-で、連携して七カ所まいりをPR。「7」にちなみ、それぞれの境内には七福神を1体ずつ設けている。3月から新たに虹色朱印の授与を始めた。

 虹色朱印は、青▽黄▽水色▽黄緑▽紫▽桃色▽緑-の7色。甲山寺は黄緑といった具合に、寺ごとに色が決まっている。「インスタ映え」を意識する層から「かわいい」と声が上がるようなカラフルな色合いが特徴的だ。大林住職は「御朱印集めをしている若い人たちに興味を持ってもらえたら」と話す。

四国霊場第74番札所「甲山寺」=3月13日、香川県善通寺市
四国霊場第74番札所「甲山寺」=3月13日、香川県善通寺市
その他の写真を見る(3/5枚)

幸運のおすそ分け

 「散華帳」と題した納経・朱印帳は、蓮の花びらの形をしている。甲山寺で広報を担当する杉本理恵さん(42)は昨年、ある法要に参列した際、まかれた散華(蓮の花びらをかたどった紙片)を受け取った人から「よかったらどうぞ。御利益があるので」と手渡された。幸運をもたらすとされる散華を、周囲におすそ分けするような振る舞いが強く印象に残った。

 この体験がきっかけとなり、七カ所まいりをPRする新しい取り組みを考えていた際、蓮の花びらを模した納経・朱印帳の作成を思いついたという。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ