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【衝撃事件の核心】コツメカワウソ取引禁止の抜け穴 新型コロナでダブつく市場

 批判も踏まえ、環境省はコツメカワウソの審査には特に慎重を期す構えだ。取得までの経路について申請者に厳密な説明を求め、必要に応じて現地調査も行うことになる。登録機関によると、昨年11月26日以降、今年3月1日までに登録を認めた個体はまだいないという。

 「これだけ厳しくなれば、組織的な密輸は通常なら下火になる」というのが白輪さんの見立てだが、事態を複雑にしているのが新型コロナウイルスという。「中国がコロナ収束まで野生動物輸入を全面禁止したことで国際市場がだぶついており、困ったブローカーが違法に売り込んでくる可能性がある」からだ。

 さらに、コツメカワウソの密輸を防いだとしても、業者は次のブームを探すだけ、という見方もある。「飼えなくなって自然に放すと、駆除の対象にもなりかねない。扱いが難しい動物もおり、ペットにして本当にいいのか、まずは考えてほしい」。浅川さんはそう訴える。動物を守るために必要なのは、1人1人の心掛けにほかならない。

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