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6000個の岩石積み直し「石垣の名城」復活へ

 取り除いた石の状態を確認した上で、令和3年度に帯曲輪の石垣を、4~5年度にかけて三の丸の石垣を積み直す工事を行う計画だ。市は復旧にかかる費用として最大35億円を見込んでいる。市丸亀城管理室の上甲育司室長は「下にある石が使えるかなど、崩落した石を取り除かないと分からないこともある。調査をしながら作業を進めることになる」と難しさを語る。

寄付金3億6千万円超

 市は昨年12月、崩落現場近くにプレハブ平屋の「石垣復旧PR館」をオープン。丸亀城の歴史や石垣の被害状況、具体的な工事の内容を紹介している。

 また、市のマスコットキャラクター「とり奉行 骨付じゅうじゅう」のパネルや写真撮影コーナーを設け、丸亀城を模した募金箱も置いた。屋上からは、作業の様子を見学できる。

夕焼けに照らされる丸亀城天守閣と石垣=平成22年10月、香川県丸亀市
夕焼けに照らされる丸亀城天守閣と石垣=平成22年10月、香川県丸亀市
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 市のシンボルを支援しようという動きもある。企業や団体、個人からの寄付は1月29日までに約3億6500万円を突破。石垣が崩れた影響で減少した丸亀城天守の入場者数も回復し、昨年は過去最高の13万42人が訪れた。上甲室長は「元の美しい石垣を早く見せられるよう、安全第一で工事を進めたい」としている。

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