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【続・防衛最前線】護衛艦たかなみ 中東派遣で防弾ガラス仕様に衣替え

 もう1つが、12・7ミリ機関銃。たかなみは127ミリ速射砲を主砲として備えているが、軍艦相手の海戦向けの長射程のため、小型船で接近してくる海賊や武装勢力相手には向かない。そこで、もともと艦橋付近に2基ある12・7ミリ機関銃を、後方にさらに2基増設した。

 甲板の後部には2機分のヘリ格納庫がある。河野氏の視察時は空だったが、出航時にはSH60K哨戒ヘリ2機が収納されていた。同哨戒ヘリは現場海域の上空から幅広い海域を見渡し、船舶を探すことができる。

 昨年末に派遣が決まって以来、たかなみは大きな注目を集める艦艇になった。ただ、活動内容は「情報収集」なので何か特別な装備をしているわけではない。LRADや12・7ミリ機関銃は、アフリカ東部アデン湾での海賊対処活動にこれまで従事してきた護衛艦にも装備されてきたものだ。海自トップの山村浩海上幕僚長は「(現場海域に)行ってまだ足りないものがあれば後から付ける。当面必要と考えられる装備品は搭載した」と語る。

(政治部 田中一世)

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