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【経済インサイド】ITベンチャー×蔵元、クラフトビールに参入 FB元日本法人代表の構想とは

 長谷川氏は「消費財や食品・アルコール業界は、店頭に並んだ棚から消費者に選んでもらい、また次に選ばれるのを待っている」と分析。立ち上げたブランドでは「ファンになってもらった人たち(定期購入者)と継続的関係をつくる」とし、クラフトX購入者の意見を「テクノロジー(IT)を通じて集めて、ものづくりに高速で反映していく」方針だ。

 長谷川氏は、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)で紙おむつや化粧品を担当後、楽天の上級執行役員を経て、平成27年にFB日本法人に転じて代表に就任。FB就任時に国内810万人だったインスタグラムのユーザーは爆発的に増え、今は3300万人を超えた。「起業したいとずっと思っていた」(長谷川氏)中、事業が順調な時だからこそ自身の夢をかなえるため、準備を進めて円満退社した。「ブランドやプロダクト(作り)をP&Gで、楽天でオンライン販売を、インスタグラムでも(育成の)経験がある。素直に組み合わせて、社会貢献できることをしたい」と考え、起業コンセプトを創り上げた。

 商品購入という“モノ消費”は、ストーリーが決定権を持つ“コト消費”へと変化している。世界へ打って出るため、長谷川氏はブランドに新たな「のし紙」を付けることが不可欠と考える。「今、消費者は、大量消費時代と異なり、ブランドがどんな背景を持っているのか、商品がどんな価値観で作られたのか説明を求めている」からだ。

 MOON-Xは、FBやインスタグラムなどグローバルプラットフォームを活用して、商品・ブランドに加え「のし紙」を付して発信していくことで、消費者の声に応える。(経済本部 日野稚子)

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