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【松本真由美の環境・エネルギーDiary】田町プロジェクト 低炭素で防災に強いまちづくり

 田町プロジェクトでは、CGSとICT(情報通信技術)を使ったエネルギー需給最適化システム「セネムス(SENEMS)」を核としたスマートエネルギーネットワークを構築し、複数の建物のエネルギーの最適化を図っています。停電が起きた場合は、CGSからI街区の公共公益施設に電力、病院と公共公益施設に冷温熱を供給します。公共公益施設は、港区民の避難所として約4500人受け入れ可能な防災拠点になっています。

 30年に竣工したII街区は、三井不動産、三菱地所、東京ガスグループが共同でオフィス・商業棟、ホテル、第2プラントを整備する民間エリアで、「msb Tamachi(ムスブ田町)」と呼ばれています。

 今回見学したII街区の第2プラントは、敷地規模が数十万平方メートルまで拡大され、1000キロワット級のCGS(停電対応機種)が5台導入されています。

 このほか、CGSの排熱を利用した蒸気焚きジェネリンク(排熱投入型蒸気吸収冷凍機)、ターボ冷凍機、蒸気焚きナチュラルチラー(蒸気吸収冷凍機)、貫流ボイラー、空調用の太陽熱集熱パネルなども設置されています。

 停電対応タイプのCGSを導入することで、非常時でも中圧ガスが供給されている限り、msbTamachiで必要になる熱や電気を一定期間継続して供給できます。

 I街区とII街区のスマートエネルギーネットワークを連携させ、各ネットワークにつながっている再エネ、CGS、空調熱源などをセネムス(SENEMS)で制御し熱の相互融通を行うことにより、田町駅東口北地区全体のエネルギー需給の最適化を図っています。非常時にも、相互に熱を融通する体制を構築しています。

 例えば、地域の防災拠点にもなっているI街区でエネルギーが不足した場合、II街区の第二スマエネセンターから熱や電気を融通してバックアップします。スマエネセンター間でエネルギーを相互補完することにより、エネルギーセキュリティーをさらに向上させています。

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