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【原坂一郎の子育て相談】隠れてテレビを見て嘘をつく

 小学生の息子たちは野球やピアノなど習い事が多く、宿題もあって、帰宅後は忙しくて、わが家ではテレビの時間がありません。が、たまには見せ、実家でも見せています。昨年、私に内緒でテレビを見て野球練習に遅れ、コーチには嘘(うそ)をついたことがありました。その後も隠れて見ていて、そのつど追及しますが迫真の演技で「見ていない」と嘘をつきます。それが続き、悲しくて腹が立って、完全にテレビ禁止にして約束もしました。しかし、またもや破った上、嘘に嘘を重ねます。私は傷ついて、激怒しました。もう私の子供じゃないとも言いました。子供たちは大泣きましたが泣きたいのは私。一体どうすればいいでしょう?

 子供は誰でもテレビが大好きです。私はなぜそこまで禁止しないといけないのかがわかりません。原文には「子供が見たいとも言わないので」とありましたが、それこそがあなたがもっとも嫌がる嘘ですよ。

 しばらくは存分に見せてあげてください。それですべてが好転するように思います。テレビに関する嘘もきかなくてすむので、あなたのイライラも減りますよ。お子さんたちがすぐに嘘をつくのは、心のままのことを言ったりしたりするだけで、あなたに怒られるからです。決して嘘つき兄弟ではありません。

 テレビを見る暇もないほど忙しいお稽古事なら、それに費やす時間を減らす工夫をし、生活全般に時間的余裕を与えてあげてほしいと思います。が、もしもお子さんたちがヤル気をもって取り組んでいるお稽古事なら、そのためにはテレビを犠牲にしないといけないことなどを、一度じっくり、怒りながらではなく優しく説いてやりましょう。

 お子さんたちはやりたいことができない毎日を送っているようなので、テレビ以外でも、したいことを自由にさせ、しばらく様子を見てください。でも、きっと自分たちで節度のある臨み方をするはずです。あなたの気持ちはちゃんと届いていますよ。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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