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【日本語メモ】今年は有卦に入っている

 ふだん仕事のときにはスーツ姿なので、定期的にクリーニング店にはシャツを出しに行っています。色や柄、ラインがあっても「ワイシャツ」の分類でくくられます。さすがに、お店で「Yシャツ」と表記しているところはないと思いますが、「Tシャツ」はアルファベット表記なので、みなさんも、ついつられるということはあるのでしょうか…。

(1)長袖のYシャツをクリーニングに出す。

 「ワイシャツ」は「日本語大辞典」によると「white shirtの転。背広の下に着る男子用シャツ」のこと。もしアルファベットで略すなら「Wシャツ」ですよね。広辞苑では「『Yシャツ』は当て字」としています。ちなみに「カッターシャツ」という呼び方もありますが、これは大阪のスポーツ用品メーカー「ミズノ」の商標登録だったそうです。

 筆者が若い頃は、学生が詰め襟の下に着るシャツがカッターシャツ、大人が背広の下に着るのがワイシャツと何となく区別していたような気がします。

(正解例)長袖のワイシャツをクリーニングに出す。

(2)競馬の予想が的中し、受けに入る。

 「うけに入る」の「うけ」は「有卦」と書きます。「有卦」とは「陰陽道で、その人の生年の干支(えと)により、七年間吉事が続くという年まわり」(広辞苑)。ここから「有卦に入る」は「幸運にめぐりあう。調子にのる」(同)ことを表すようになりました。産経ハンドブックではひらがなで「うけに入る」ですが、漢字の方が雰囲気は出ますね。この場合、「入る」は「いる」と読みます。

(正解例)競馬の予想が的中し、有卦に入る。

(3)老朽化した配水管から汚水が漏れる。

 「配水」は「水道などで水を配ること」。「排水」は「排出された水、水を排出させること」。「廃水」は「使用後の汚れた水」。工場関係では内容によって「排水」「廃水」を使い分けます。ハンドブックではスペースの都合上「~管」は「配水管」しか表記されていません。

 しかし、汚水が流れているとすれば、きれいな水を配る「配水」はあり得ないので、「排水管」と直しました。

(正解例)老朽化した排水管から汚水が漏れる。

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