PR

ニュース プレミアム

横断歩道で一時停止しない青森県 ルールではなくマナーと勘違い?

青森県弘前市の公用車には「横断歩道で止まります。」のステッカーが張られ、一般ドライバーへの機運醸成を呼び掛けている(福田徳行撮影)
青森県弘前市の公用車には「横断歩道で止まります。」のステッカーが張られ、一般ドライバーへの機運醸成を呼び掛けている(福田徳行撮影)
その他の写真を見る(1/3枚)

 信号機のない横断歩道でも、止まらないと違反です-。日本自動車連盟(JAF)が昨年、全国で信号機のない横断歩道の一時停止率を調査した結果、青森県は全国ワースト2位という結果になった。県内の交通事故による死者が昨年は37人と、現在の統計方法となった昭和41年以降、最少となっただけに、関係者は汚名返上に向け「歩行者に優しい運転を」と呼び掛けている。(福田徳行)

ワースト2の4・4%

 道路交通法では、信号機のない横断歩道で歩行者がいるときは一時停止し、通行を妨げてはいけないとされている。違反した場合、大型車は1万2千円、普通車は9千円の反則金と点数2点の罰則がある。

 警察庁によると、横断歩行者の妨害違反件数は年々増加しており、平成30年は全国で約18万件。ただ、これも氷山の一角の可能性がある。

 そこでJAFは実態を把握するため、28年から信号機のない横断歩道の一時停止調査を全国で実施している。昨年は8月15~29日の平日午前10時~午後4時の間、全国94カ所で調査。その結果、一時停止率は全国平均で17・1%と、8割以上が止まっていない現状が浮き彫りになった。都道府県別では青森県は4・4%で、三重県(3・4%)に次いで低かった。最も一時停止率がよかったのは長野県で68・6%だった。

一時停止率にばらつき

 JAFによれば、ドライバーが一時停止しない理由は「自車が停止しても対向車が停止しない」「後続車が来ておらず、自車が通り過ぎれば歩行者は渡れると思う」などの意見が多かったという。

 青森県は、30年の調査で2・1%だっただけに、多少は改善されているとはいえ、歩行者保護の意識が低いといえる。こうした実態を受け、県内で自動車教習所を運営している「ムジコ・クリエイト」(本社・弘前市)は昨年12月、JAFの調査手法に倣って独自に青森、八戸、弘前の3市で調査を実施。一時停止率は青森市が3・2%、八戸市が14・0%、弘前市は16・3%とばらつきが出た。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ