PR

ニュース プレミアム

【近ごろ都に流行るもの】「ピーナツ(落花生)」迷信払拭 安くて身近な“長寿食”

多彩な千葉県産ピーナツとピーナツ菓子を扱う「アキハバラ房の駅」の太田秀人店長=東京都千代田区(重松明子撮影)
多彩な千葉県産ピーナツとピーナツ菓子を扱う「アキハバラ房の駅」の太田秀人店長=東京都千代田区(重松明子撮影)
その他の写真を見る(1/5枚)

 太る、ニキビ、鼻血が出る…。そんな迷信が信じられてきたピーナツ(落花生)だが、近年の研究で誤解が晴れ、死亡リスクが減る“最強の長寿食”として脚光が当たり始めた。健康食品として人気のアーモンドと比べても安価で、料理活用の幅が広く、続けやすい。身近すぎて気付かなかった魅力を確かめるべく店を探訪。「時代はいま、ピーナッツ」という大学教授にも会いに行った。(重松明子)

 東京都港区の六本木ヒルズ地下2階にある「グランドフードホール」。ピーナツバターを注文すると、専用マシンの豆がにゅるにゅるとペースト状に絞り出された。できたてはクリーミーで濃厚な味と香り。「パンに塗るのはもちろん、ポン酢と合わせてお鍋のタレに、あえ物や担々麺など、さまざまな料理のコク出しに、練りごまのように使えます。温めたミルクとハチミツに溶かしてもおいしい」と土橋純子店長(35)。

 ペーストにすることで、ピーナツの食べ方は多彩に広がる。有機栽培の中国産で200グラム842円。一昨年の開店以来、観光客も購入する名物となり、固い豆が食べにくい高齢者にも好評という。

 国内に流通するピーナツの9割が、実は輸入品だ。特に米国産の生ピーナツは、この7年間で2倍以上も輸入量が増え、シェア1位の中国産と肩を並べるまでに成長した。

 これまで米国からの輸入品は小粒なランナー種が主体で、ピーナツバターや菓子原料など加工品用途がメインだったが、今年1月の日米貿易協定発効により関税が撤廃されて価格面での魅力が高まり、商機が到来している。

 米国のピーナッツ産業の長期的成長を支援する業界団体「アメリカンピーナッツ協会」駐日事務所(東京都港区)の担当者は「他の品種も紹介する良い機会にしたい」と意気込む。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ