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路上生放送、広島エフエムの挑戦

本通商店街の真ん中で行われた公開放送=広島市中区
本通商店街の真ん中で行われた公開放送=広島市中区

 広島エフエム放送(HFM)は、広島市最大の繁華街「広島本通商店街」(同市中区)で路上公開ラジオ生放送を始めた。サテライトスタジオが相次いで閉鎖されるなど街頭放送が厳しい状況を迎えるなかでのチャレンジ。商店街側も「地元の人が胸を張れる商店街に」と大きな期待を寄せる。

経営合理化の波

 商店街のど真ん中に、テーブルに機材などを載せただけの簡易スタジオが現れた。その裏では、番組宛てに寄せられたメッセージをスタッフがパソコンでチェックする。メインパーソナリティーを務めるフリーアナウンサー、江本一真さん(26)が「よろしくお願いします」などと呼びかけると、店頭に集まった数十人のリスナーらが温かい拍手を送った。

 「成人の日」の1月13日、同商店街内の中心に位置するカジュアルファッション店「coca」の店頭で、同局の人気番組「江本一真のゴッジ」(月~木曜午後5時~)の初の公開生放送が行われた。

 番組中、江本さんは街頭インタビューも実施。商店街内を歩いていた買い物客や成人式帰りの振り袖姿の女性らに感想を聞いたり、リクエストに応じて曲を流したりした。

 HFMは昭和58年開局。広島県を中心に中四国地域を放送エリアにしている。以前は広島市内などに3カ所のサテライトスタジオを構えていたが、経営合理化などにより、現在ではイオンモール広島府中(広島県府中町)内にある「フタバ図書TERAサテライトスタジオ」だけになっている。

 「ラジオは顔が見えないこともあって、どこに露出させるかは大きな課題。技術的な発展もあり、簡易な設備で放送ができるようになったことも大きかった」と同局関係者。昨夏に、同番組がエディオンスタジアム広島(広島市安佐南区)で公開生放送を実施した経験から、本通商店街での放送を企画した。

商店街側も期待高まる

 最初の公開生放送となった場所は、同商店街振興組合副理事長の高田諭さんが所有する、たかたやビルの前。高田さんも番組にゲスト出演し、「広島の人が胸を張れる商店街を目指したい」と話した。

 同商店街は、原爆ドームや平和記念公園の近くまで東西に延びる約580メートルのアーケード街に約200店が軒を連ねる。高田さんは「何ごともチャレンジしないと始まらない。HFMの企画を聞いて、面白くて話題にもなり商店街にとっても最高のPRになる」と感じたという。

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