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【経済インサイド】楽天サイトの送料無料に出店者反発 携帯事業でも不安材料

 昨年10月から5000人規模で始まった試験サービスでは、同12月に通信障害が発生するなど、基地局整備の遅れや情報公開の不備について計4度の行政指導を受けた。三木谷氏は、正月の参拝が恒例になっている愛宕神社(東京都港区)で、「順調に進んでいっている。公的なサービスなので、万全には万全を期して二重、三重、四重の手立てを打って、安定的なサービスを提供できるように頑張りたい」と自信を見せた。

 楽天の携帯電話事業における自前回線は、東京23区と名古屋、大阪市の限られたエリアのみで、それ以外はKDDI(au)の回線を借りている。自前回線とauの回線の切り替えで通話が途切れたり、高層階では電波が弱かったりといった欠点はある。

 しかし、国内、海外でも使い放題のサービス内容には、通信速度などを含め、参加者の不満は小さい。大手3社に比べて格安の料金体系を提示すれば、評価が変わる可能性もある。

 楽天は6月、第5世代(5G)移動通信システムの開始も予定している。携帯大手3社は3月にも一足早くサービスを開始するが、三木谷氏は「たかだか3カ月なので、あまり意味はない。5Gの商用化というのは、中長期的なものなので、1カ月、2カ月遅れても別に大した話じゃない」と悠然と構える。

 ただ、他社の回線頼みの携帯電話事業について、4月の本格参入がさらに後ろ倒しとなれば話は別だ。携帯電話事業をてこに、本業の通販事業や金融事業を拡大させる「楽天経済圏」の青写真にも影響が出かねない。(経済本部 高木克聡)

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