PR

ニュース プレミアム

【入試最前線】2020(5)受験生に最適 脳に効く「ブレインフード」とは

 受験生の親として、頑張る子供を応援する手段の一つが、栄養たっぷりの食事だ。ただ空腹を満たすためだけでなく、受験生には欠かせない記憶力や集中力アップに効果がある食事について、専門家に聞いた。

ビタミンの一種「コリン」

 脳科学の権威で、「子どもの脳をぐんぐん育てるレシピ&おやつ80」(主婦の友リトルランド)などの著書がある京都大学名誉教授の久保田競(きそう)さんは、卵や大豆などに多く含まれるビタミンの一種「コリン」の摂取を推奨している。

 コリンは記憶系の神経伝達物質「アセチルコリン」のもととなるビタミンの一種。勉強の効率を高める前頭前野のワーキングメモリー(作業記憶)を鍛えるうえで、アセチルコリンが必要となるという。そのため、久保田さんは「受験期は特にコリンの摂取不足を起こさないことが重要だ」と強調する。

おすすめ食材は

 久保田さんによると、100グラムあたりのコリン含有量が最も多いのが卵(294ミリグラム)で、スーパーに並ぶMサイズ(約50グラム)なら150ミリグラムほど含まれる。きなこ(100グラムあたり191ミリグラム)、鶏レバー(同194ミリグラム)、鮭(同109ミリグラム)などもおすすめの食材だ。

 米国でもコリンは脳の構成や機能に関わる栄養素と位置づけられ、体内でつくることができないために食べものからとる必要がある「必須栄養素」の一つに数えられているという。オレゴン州立大の研究では、受験期にあたる14~18歳の男子は1日に550ミリグラム、女子は400ミリグラムのコリンを摂取すると良いとされている。久保田さんは「コリンを切らすと記憶力の衰えを招きかねない。適量を摂取するとともに、血流を良くして摂取した栄養素をより効率的に脳に運ぶため、ジョギングなどの適度な運動もあわせて行うと効果的だ」としている。

 「子どもの脳をぐんぐん育てるレシピ&おやつ80」から、コリン量の特に多い「スコッチエッグ」(1個あたりのコリン量256ミリグラム)と「全粒粉のガレット風」(同244ミリグラム)のレシピを紹介する。

(次ページ)簡単で美味「スコッチエッグ」準備これだけ…

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ