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【政界徒然草】岸田派の軍師にベテランが就任する理由

 宏池会のベテラン議員は、力なくこう語る。

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 根本氏は旧建設省出身。若手時代から、首相や石原伸晃元幹事長、塩崎恭久元官房長官と政策グループ「NAIS」を結成するなど、首相と活動を共にする機会が多かった。復興相や厚労相として安倍政権を支えたほか、30年3月には、党憲法改正推進本部事務総長として、憲法9条への自衛隊明記など4項目の党改憲案の策定に尽力した。

 令和元年9月の党役員人事では、同本部事務総長に再任されるなど首相の信頼は厚い。2度の入閣は「首相銘柄」といわれる。

 その一方で、古賀氏との関係も良好だ。古賀氏は首相からの禅譲を基本戦略に据える岸田氏に不快感を示しており、昨年8月には「いくら禅譲といっても『つくしの坊や』じゃないが、ポキッと折れたら何もない」と厳しく批判。次期総裁の有力候補として菅義偉官房長官の名前を何度も挙げ、波紋を広げた。

 さらに昨年9月には、著書「憲法九条は世界遺産」(かもがわ出版)を出版した。首相は憲法9条に自衛隊を明記する改憲案を提唱したことに加え、岸田氏が「ポスト安倍」を見据え、改憲議論の推進にかじを切った時期と重なっただけに、派内から「なぜこのタイミングで」と疑問視する声があがった。

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 首相と古賀氏の双方と良好な関係を維持する根本氏の事務総長就任には、2つの狙いがあるとみられる。

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