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【原坂一郎の子育て相談】活字中毒になった娘

 小学1年生の娘が「活字中毒」になってしまい困っています。電車通学中に本を読むことがきっかけで活字にハマったようで、宿題などやることをやってからならよいのですが、帰宅後から寝る前までずっと何かを読み、読むものがなくなると、チラシやカタログまで読んでいます。学校の出来事などを聞こうと話しかけても反応がなく、返事をするその声も小さく、つい私が大きな声を出してしまいます。集中しているときは中断させない方がいいと聞いたこともありますが、このままでいいのか心配です。

 子供がゲームにハマってしまって困る、という相談はよく受けますが、活字にハマって困っているという相談は初めてです。贅沢(ぜいたく)な悩みだという方もいるかもしれませんが、寝食も忘れて読むのは親としては困りますよね。

 娘さんが活字にハマったのは、活字を通して世の中のいろんなことがわかることを知って、多くの知識が増えていくのが楽しくて仕方がないのだと思います。

 でもゲームと同じく、その他の経験がおろそかになるという弊害もあります。解決策もゲームと同じように、「時間を決める」「いろんな経験もたくさんする」ことをお勧めします。困ると言いながら、読むのを禁止したり取り上げたりしないのは、あなたの優しさだと思いますが、あなた自身が現状をどこかで容認しているのかもしれません。

 まずは「本を読んでもいい時間」ではなく、「読んではいけない時間」を決めることから始めると、本を読むのが楽しみになり、集中力がさらにアップすると思います。とりあえずは「宿題を終えるまではダメ」から始めるのはいかがでしょう。

 この機会に一緒に図書館に行き、本にはどんな種類があり、娘さんにはどんな本が合うかなどを一緒に探るのもいいかと思います。「本好き」はとてもいいことです。たくさん本を読んでいることはほめてあげてくださいね。(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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