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【プロが指南 就活の極意】バイアスのわな 自分の「心の声」に従え

合同会社説明会に集まった就職活動の学生=千葉市の幕張メッセ
合同会社説明会に集まった就職活動の学生=千葉市の幕張メッセ

 日々学生と向き合っていると、「大手企業に勤めている人は優秀だ」「大企業から内々定をもらっている学生に尊敬の念を抱く」など、本質よりも表面的な部分を見ている学生が非常に多くみられます。結果として、自分の気持ちに正直になれずに自分がやりたいことが分からなくってしまう学生は多いです。日本人は、義務教育、高校、大学と多くの方が同じような道を歩んでいると思います。同じような人と生活をしていく中で「バイアス」(偏り)が培われていくと私は考えています。

 バイアスを例で挙げると、例えば下記のようなことが挙げられます。

 ・学歴社会を生き抜いてきた人のイメージ

 「東京大学」→「頭が良い」

 「大企業」→「有能な人が多い」

 ・ファッションが大好きな人のイメージ

 「モデル」→「かっこいい・きれい」

 「ブランド」→「憧れる」

 ・男らしさのある人のイメージ

 「ボディービルダー」→「力が強い」

 「プロボクサー」→「ストイック」

 これらは、もちろん日本だけではありません。例えば、グーグルが検索エンジンとして使用しているロゴですが、創業以来、日々更新されてきたその装飾デザインには、最初の7年間で女性は1人も登場することがなかったようです。その後、女性も登場するようになりましたが、それでも男性が登場することが多く、人種も白人が多く登場していました。

 このアンバランスな状況を民間の研究所から指摘を受けたことにより、グーグルは無意識のうちにバイアスがかかっていることに気付くことができました。そして、社員が偏見を理解し、多様な視点を持ち行動と企業文化を変えるために、2013年から「アンコンシャス・バイアス」と名づけた社員教育活動を始めています。

 上記の例はあくまで一例ですが、今まで生きてきた環境や自分の幼い頃の感覚によって、世の中の“常識”という物の捉え方が微妙に変わっていきます。しかし、それらの感覚というのは残念ながら全てが正しいわけではありません。本心ではやりたいことがあるのに、バイアスのせいで直感に従うことのできない場合がたくさんあります。

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