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【関西企業 2020展望】利便性向上、「駅ナカ」から「街ナカ」へ JR西日本・長谷川一明社長

インタビューに応じるJR西日本の長谷川一明社長 =大阪市
インタビューに応じるJR西日本の長谷川一明社長 =大阪市

非鉄道事業のウエート高める

 ――沿線人口の減少が見込まれるなか、非鉄道事業の収益拡大を目標として打ち出している。見通しは

 「鉄道事業は収益の中心であり、今後も成長が必要だ。ただ、鉄道の持続性を確保するうえでも非鉄道分野のウエートを高めながら、グループの経営基盤を多角化し強化する必要がある。非鉄道分野の収益は、これまではいわゆる“駅ナカ”開発。鉄道利用者の利便性を上げ、価値を向上させるという取り組みだった。それを今後は駅ナカだけでなく“街ナカ”にも広げる。駅から始まる街づくりを進めたい」

 ――JR大阪駅西側では、駅周辺も含めた大規模開発を本格化させる

 「大阪駅西側においては新たな改札口も設置し、乗客の周遊性を高めていく。梅田は私鉄各社もターミナル駅を構える。さらに大阪駅北側の『うめきた2期』開発も本格化し、新線『なにわ筋線』にもつながる。関西の玄関口として発展する可能性を秘めている。そこから中之島、新大阪などでも新たな街づくりのステージができる」

 ――なにわ筋線の沿線である新今宮、難波の重要性も高まるのでは

 「新今宮には新たに星野リゾートのホテルも建設され、南海電気鉄道も開発に力を入れている。関西の重要な拠点になりうる。難波はすでに訪日外国人客でにぎわっているが、まだ受け入れる余地がある。オフィスとしても可能性があるだろう」

深夜ダイヤ繰り上げ「どうしても必要」

 ――労働力不足を背景に、深夜帯ダイヤの繰り上げの検討を始めた

 「さまざまな反響をいただいている。沿線自治体からも意見をいただいた。まずはこちらの趣旨をご理解いただく取り組みが必要だろう。繰り上げは住民の方々の生活スタイルにも影響を及ぼしていく。慎重な検討が必要だ。ただ、設備の保守点検作業に必要な態勢を将来にわたり維持するには、どうしても必要な施策だと認識している」

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