PR

ニュース プレミアム

東京五輪後は関西にエネルギーがシフト 関西経済連合会・松本正義会長  

インタビューに答える関西経済連合会の松本正義会長=大阪市北区
インタビューに答える関西経済連合会の松本正義会長=大阪市北区

 --今年の日本経済の見通しは

 「米中貿易摩擦の結果、中国経済は低迷し、周辺地域も影響を受けた。現在両国は妥協を模索しており、対立は小康状態になりつつある。米国との対立を背景に、中国は日本に柔らかい態度でアプローチしており、それは日本経済にはプラスだ。日韓関係改善の動きも出ており、今年は昨年に比べれば明るいだろう」

 --関西経済はどうなる

 「関西では2021年に生涯スポーツの国際大会『ワールドマスターズゲームズ2021関西(WMG関西)』が開催予定で、インバウンド(訪日外国人客)増大につながると期待している。また、25年の大阪・関西万博に向けたインフラ面などの投資も集中的に行われる。関東は今年の五輪が終わると一休止というところだが、エネルギーはその後、関西にシフトしていく。関西経済は、そのチャンスをしっかりと捉えていく必要がある」

 --関西の目玉プロジェクトは

 「大阪市中心部では今年、再開発プロジェクトが相次ぎ本格化する。『うめきた2期』により、大阪駅周辺は人々が集う関西の中心地になるだろう。淀屋橋でのツインタワー建設なども計画されており、大阪は大きく変化する。ベイエリアも同様だ。舞洲、咲洲はスポーツ施設や住居など一定の開発がなされているが、夢洲は何もない状態。そこで万博が開催され、統合型リゾート施設(IR)の誘致も計画されている。万博、IRが実現すれば、湾岸地域へのインバウンド流入は急増する。大事なのは、夢洲を他の湾岸地域、奈良、京都などとどう結びつけるかということだ。航路の開発も重要だろう。海上での高速移動手段を確立することが重要と行政には強く訴えている。空路での関西へのアクセス向上も大切で、関西エアポートはインバウンドの流入増を視野に関西国際空港第1ターミナル拡充を打ち出している。今後は大阪(伊丹)、神戸の両空港をどう連携させるかが課題だ」

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ