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【Jリーグ通信】14位低迷の浦和、大槻監督が続投 物議醸す決断の吉凶は

来季も続投するJ1浦和の大槻監督(中井誠撮影)
来季も続投するJ1浦和の大槻監督(中井誠撮影)
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 サッカーのJ1で最終節にようやく残留を確定させた浦和が物議を醸す決断を下した。成績不振による前監督解任後のシーズン途中から指揮をとり、さらに順位を降下させた大槻毅監督(47)の来季続投だ。来季を改革元年と位置付けるクラブは、チームを熟知する大槻監督の力が不可欠と判断。しかし、結果を出せなかった指揮官を続投させるという結論には疑問符も付く。

 大槻監督に突き付けられる数字は厳しい。オリベイラ前監督が率いた第13節終了時までは5勝2分け6敗の勝ち点17で11位だったのに対し、最終成績は9勝10分け15敗の勝ち点37で14位。大槻監督就任後の成績は4勝8分け9敗で、加えた勝ち点は20だった。1試合当たりの平均勝ち点はオリベイラ前監督の1・30に対し、大槻監督は0・95。1試合当たりの得点は0・76から1・14へ増えた一方、失点も1・30から1・57に増えた。

 試合内容も大して変わり映えしなかった。事実上の5バックで、ボールの奪いどころは相手ゴールから遠い。自陣からビルドアップしようにも、中盤で目立ったのはバックパス。重圧を受ける両ウイングバックへボールを回してもスペースはなく、最終ラインやGKにボールを戻して精度の低いロングボールをほうり込んでは相手に回収されるというシーンが目についた。

 チームを好転させられなかった大槻監督に同情の余地はある。監督就任時、チームはただでさえ不振にあえいでいた。J2降格の危機にあっては目先の勝ち点にこだわらざるを得ず、自身のスタイルを浸透させるどころではなかった。

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