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【原坂一郎の子育て相談】子供をすぐに怒ってしまう

 5歳の男の子がいます。子供を今、寝かしつけましたが、きょうもたくさん叱ってしまい、かわいい寝顔に向かって謝っています。まもなく新年となるので、来年こそは怒らない母親になろうと思っているのですが、昨年の今頃も同じことを思っていたような気がします。子供はかわいく大好きなのですが、子供が何かをするとすぐに怒ってしまう癖が治らず、困っています。

 成人した子供がいる母親でも、「子供を叱りすぎたかもしれない。今ならうまく子育てができる気がする」とよく言います。あなただけでなく、母親というのはいつの時代でも、誰でも、そんな感じではないでしょうか。

 私が感心するのはそうやって自己反省をし、「本当はやさしくありたい」と、みなさん思っていることです。でも私は、仮にタイムマシンでその時代に戻れたとしても、いざ子供を目の前にすると、再び同じことになるような気がします。でもそれでいいと思いますよ。

 子供をすぐに怒ってしまうとのことですが、子育てで大切なのは怒っていないときの関わりです。あなたのように「わが子が大好き」なお母さんは、怒っていない普段のときは、子供が「お母さん、大好き!」と思うような関わりを無意識のうちにたくさん行っています。おそらく今も、お子さんが寝入る前に絵本を読んだり、体をトントンしたりしたのではないですか?

 日常の中でも、子供がのどが渇いたといえば飲み物をあげ、おなかが痛いといえばおなかをさすってやる…。母親本人は当然のことのようにして行うそんなひとつひとつのことが、子供はとてもうれしく、「自分は愛されている」と感じます。

 来年は怒ったとき以外の関わり方を点検し、もし謝るなら寝顔に向かってではなく起きているときに謝ってみてください。「いいよ」という答えが笑顔とともにきっと返ってきますよ。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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