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氷上の花の命は短すぎて ザギトワ「引退」騒動、フィギュアの早すぎる世代交代

NHK杯でも観客を魅了したザギトワ。その動向に注目が集まる=11月、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(桐原正道撮影)
NHK杯でも観客を魅了したザギトワ。その動向に注目が集まる=11月、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(桐原正道撮影)

 シーズンまっただなかのフイギュアスケートで、2018年平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(17)=ロシア=が突然、活動休止ともとれる発言をしたことが波紋を広げている。ザギトワ自身はその後、SNSで引退を否定したものの、今季は年下の選手の台頭で存在感が薄くなっていたのは事実だ。次々と10代半ばの選手が世界のトップに立つ女子フィギュア女子。ザギトワもこのまま世代交代の波に流されてしまうのだろうか。

真意はどこに

 突然飛び出した「引退宣言」だった。

 13日、ロシアの政府系テレビ「第1チャンネル」の番組に出演したザギトワは「私は今後の国内選手権、欧州選手権、世界選手権に参加しない」と発言。「五輪や世界選手権で勝ち、人生における全てのものを手にした」としたうえで「練習が朝から夜に及ぶ生活に疲れた」とも述べた。

 発言は事実上の引退宣言と受け止められ、数々の名選手を育てたロシアフィギュア界の重鎮、タチアナ・タラソワさん(72)は「彼女は大きな競技会には戻らないだろう。彼女の今後の人生が創造的であることを願う」とコメントした。

 ところが2日後、ザギトワは自身のインスタグラムで「真意があまり伝わっていなかった」と一転して引退を否定。「表彰台の最も高いところにいるために、もっと練習しなければならない」とも記した。だが今後、本当に一線で活動を続けるのかは不透明なままだ。

歴史は繰り返す?

 ザギトワの「引退宣言」が衝撃とともに、ある種の納得をもって受け止められたのは、今季のザギトワが置かれた立場に起因している。

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