PR

ニュース プレミアム

【深層リポート】茨城・境町の一家4人殺傷事件 動機絞り込めず捜査難航

 ところが、事件から2カ月以上が経過しても、トラブルの情報はつかめていない。捜査関係者によると、小林さんが住んでいた境町若林地区や職場への聞き込みは完了しているものの、夫婦に直接関わるトラブルは見つからなかった。

 このため、捜査本部では、逆恨みなど夫婦が予見できなかったトラブルも含め、境町全体や隣接する坂東市へ捜査の範囲を広げた。

 一方で捜査関係者は通り魔的犯行の可能性も指摘する。「恨みによる犯行だけにとらわれないように気をつけて捜査を進めていく」との構えで、犯人像が絞り込めていないのが実情のようだ。

 加えて、事件当日の雨天や周辺を木々で囲まれ他の民家から約200メートル離れていた小林さん方の生活環境も捜査を難航させている。ただでさえ人通りがない深夜の田舎道。「近所」と呼べる範囲に民家がないことで、当日の目撃証言が極めて少ない。

 重軽傷を負った長男と次女は「帽子とマスクの男に襲われた。犯人は1人だった」と証言。近隣住民からは「事件前にマスクをした不審者を小林さん宅付近で見た」という目撃証言は寄せられているが、犯人特定の決め手には欠ける。

 捜査本部では、現場検証や周辺の防犯カメラの解析を終えているが、いずれも犯人に直接結びつく情報はなかったという。物証から犯人にたどり着くのは難しい局面を迎え、捜査本部は凶器の特定や購入先の捜査、住民への聞き込みの範囲を広げて事件解決を目指している。

 情報提供はフリーダイヤル(0120・007・285)まで。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ