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【軍事ワールド】自動小銃に対戦車砲まで…日本の裏社会に広がる兵器と「あの国」

米ペンシルバニア州の銃器フェスタで販売されるM-16自動小銃の民間版「AR-15」(2017年10月、ロイター)
米ペンシルバニア州の銃器フェスタで販売されるM-16自動小銃の民間版「AR-15」(2017年10月、ロイター)
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 兵庫県尼崎市の路上で指定暴力団神戸山口組の古川恵一幹部(59)が射殺された事件は、社会に大きな衝撃をもたらした。使われた凶器は軍用の自動小銃で、30発を連射したとみられているからだ。もはや武器ではなく兵器と呼ぶべきものが日本の「闇社会」に広がっているのか。(岡田敏彦)

拳銃ではなく「軍用」

 事件は11月27日午後5時すぎに発生。愛知県江南市の元山口組系幹部、朝比奈久徳容疑者(52)が古川幹部に向けて自動小銃を乱射、軽自動車で逃走したが、京都府警が府内で確保。銃を所持していたとして銃刀法違反で現行犯逮捕した。調べに対し朝比奈容疑者は「全部一人でやった。30発くらい撃った」と供述しているという。

 重要なのは、この30発を連射したという点だ。これまでの暴力団同士の抗争で「ヒットマン」が拳銃を数発撃つという場合に比べ、危険性は極めて大きい。これは用いられた銃が持つ特性によるものだ。

 事件で用いられたのは米軍が採用し長年使用している「M-16」という自動小銃の改良型だった。

戦場の武器

 一般には銃と一口に言うが、いくつもの種類がある。自動小銃とは第二次大戦時に出てきた比較的新しい銃だ。それまでは火縄銃のような長い外観を持つライフル銃、いわゆる小銃と、連射のできる機関銃、そして刑事ドラマで見られるような拳銃の3種が主だった。一般的に小銃という文字からは「小さな銃」を想起するが、江戸時代には大砲を「大銃」と呼んでおり、大砲よりは小さい「小銃」の呼び名だけが残ったものだ。

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