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本田宗一郎が作った「神コース」 F1の聖地・鈴鹿

鈴鹿サーキット コースの特徴
鈴鹿サーキット コースの特徴

 昭和37(1962)年9月、常設の観客席を持つ日本初の本格的なレーシングコースとして、三重県鈴鹿市に完成した鈴鹿サーキット。まだ日本のどこにも高速道路がない時代にクルマの高速化の到来を見越してホンダの創業者、故本田宗一郎氏が強い思いで切り開いたコースは今も世界屈指のサーキットとして名をはせている。(服部幸一)

 「神がつくったコースではないか」

 平成21(2009)年から25年にかけてF1日本グランプリ(GP)で4回優勝しているドイツ人ドライバーのセバスチャン・フェテルは鈴鹿のコースをこう絶賛したという。

 鈴鹿のレーシングコースは他のサーキットに比べて極端に細長い。立体交差によって前半の右回りが後半で左回りに変わるのも特徴で、F1クラスのコースとしては珍しい。

 「山を切り開いているので、地形の高低差を生かして低速から高速までのコーナーがバランス良く配置されています。多くのレーシングドライバーから、難易度が高く、ドライビングのセンスとテクニックが試されると高く評価されています」。鈴鹿サーキットを運営するモビリティランド業務推進部の菅谷康雄プロモーション担当部長は話す。

「田んぼをつぶすな」

 宗一郎氏は昭和34年、「レースをやらなければクルマは良くならない」という考えから日本初のレーシングコースの計画を明らかにした。候補地は全国にいくつかあり、それぞれの自治体が熱心な誘致活動を繰り広げたという。

 鈴鹿市のプレゼンテーションは屋外に出て行われた。いきなり宗一郎氏を候補予定地に案内すると、敷地の範囲がわかるよう、境界に旗を持った職員を何人も立たせたという。

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