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【河村直哉の時事論】お花見国会の能天気 国家の大事をよそに

 短絡的に戦争をせよなどといっているのでは無論ない。しかし平和を希求しつつ、力を背景とした外交についても考えるべきではないか。また一面的に反米を唱えるのでもない。現代において同盟ないし集団安全保障は不可欠でもある。

 いずれにしても、日本が置かれた戦後の状況から目をそらすべきではない。同胞をまず自力で取り戻すべく努める、有事にまず自力で備える、などは国家としてあたりまえのことではないか。しかし戦後日本はそれができない構造になっている。

 この状況を直視するなら、国会が何より議論しなければならないことは火を見るより明らかだろう。権利を制限する憲法など、とうに改正されていてしかるべきなのである。それなのに憲法審査会での議論は遅々として進まない。

 憲法議論の遅延策を続けて花見に興じているという点でも、主要野党の罪は重い。国家の権利を制限する憲法を奉じることも、戦後日本の左傾なのである。

(編集委員兼論説委員・河村直哉)

     ◇

 「河村直哉の時事論講演会」を12月23日(月)午後2時~3時半、大阪市浪速区の産経新聞大阪本社で開きます。そのときどきの時事テーマのほか、通しテーマ「左傾汚染」では終戦間もないころの産経新聞の論調について話します。参加費2500円。問い合わせはウェーブ産経事務局06・6633・9087(平日午前10時~午後5時)。

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