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「思いやりの心がチームを強くする」 笑わない男、稲垣選手が母校に“贈る言葉

 日本代表といっても、いろんな国の出身の選手がいましたよね。オーストラリア出身、ニュージーランド出身、サモア出身、で日本、南アフリカだったり、いろんな国の選手が集まって、当然言語も違うし、文化も違いました。

 いろんな人が集まるわけですから、考え方も当然違いました。最初は。それをいろんな衝突がありながら、良い文化を取り入れながらつくり上げたのがワンチーム。これがわれわれのチームカルチャーですね。

 その中で一番大事にしたことは、人を思いやる部分、4年間みんなで過ごしてきて、最終選考から外れてしまったメンバーもいたわけですが、メンバーから外れたからといって、僕らは彼らのことを「メンバー外」というふうには思っていませんでした。

この人のためだったら何でもできる

 いままで日本代表というチームに対して、どれだけ彼らが情熱を注いできたか、どれだけ彼らが日本代表に選ばれるために時間と努力を費やしてきたかを知っているので、最後の最後まで彼らのことを仲間だと思っていましたし。

 特に、最後の南アフリカ戦の前では、メンバーから外れたメンバーがわれわれを激励しにきてくれて、そのときは本当にうれしかったですね。

 自分が組織のために、誰かのために、何かをしてあげたい、この人のためだったら何でもできるという感情が、最終的にわれわれのチームに生まれていた。本当に家族のように思って生活してきたチームなので、1年間を通して250日間の合宿を重ねて、本当の家族よりも長い時間を費やしていたので。だからチームが解散するというときは、非常に寂しい思いを感じました。

 本当に家族のためだったら、何でもできるという気持ちが疑いなく表れたのは事実ですね。あ、ちょっと話、脱線しましたけれども。

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