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売りは「本物のバーベキュー」 大阪の漁港、イベント活性化へ新機軸模索

 「本物のバーベキューは単に野外で肉や魚を焼くことではない。本場の米国ではホスト(主人)がゲスト(客)をもてなす食文化の一つ。食材をひと手間かけて料理し、みんなで食べて楽しむ。日本でも『同じ釜の飯を食った仲間』というでしょ」

 そう語る下城さんは研修会で「プランクバーベキュー」のほか、大阪湾の魚介類をバーベキューグリルで調理したスペイン料理「パエリア」などを披露した。漁港でのバーベキューの多くは、魚介類をほぼ焼くだけの素朴さが売りだが、下城さんによると、バリエーションを増やすことで「驚き」や「楽しみ」が無限に広がるという。

 参加した深日(ふけ)漁協(同府岬町)の漁師、近藤知希さん(34)は「ふだんは捨てているような値の付かない魚でも利用価値があると気付かされた」と感激した様子で語った。

魚消費減で活路探る

 今回の研修会には「大阪産の魚の消費拡大につなげたい」という狙いもある。

 農林水産省によると、日本人1人当たりの魚介類の年間消費量は、平成13年度の40・2キロをピークに右肩下がりで、29年度には24・4キロまで減少している。

 そうした中で行われているのが、一般の消費者を対象にした朝市や青空市、海鮮バーベキューなどの取り組みだ。大阪府内では、堺市以南に点在する計13カ所の漁港の多くで約25年前から実施している。

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