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わが町こそ日本のど真ん中 プライドかけ町ぐるみでPR展開 長野・辰野町

「真ん・中夫」

 町はその後、PR作戦を練るため、「ど真ん中作戦会議」を設置。真剣な討議を重ねた。町立辰野西小学校の6年生児童も毎回、20人ほど参加して、アイデアを出したという。

 児童の発案で実現したPR事業は結構多く、町内の飲食店の協力を得て、「ど真ん中ラーメン」「ど真ん中トマトチーズパン」などが期間限定で販売された。

 また、児童のデザインに基づいて、「真(ま)ん・中夫(なかお)」という男児の人形も登場。胴体には、日本地図が描かれ、ひと目で町の位置が分かるよう、矢印で指し示す意匠とした。町内で開かれる、ど真ん中関連のイベントなどで主催者が希望すれば、無償で貸し出しているという。

 会議の後継組織として、「ど真ん中で集まる会」も発足。円形の中に「辰野」の文字がデフォルメされ、ゼロポイントの経緯度とともに、「Center of Japan」と大書されたロゴマークを作ったほか、マークを生かしたTシャツやピンバッジといったグッズを製作・販売することなどを決めた。

飽くなき挑戦

 NNKの番組以降、盛り上がったど真ん中運動も、放送から1年以上たてば機運がしぼみかねない。町まちづくり政策課は「この1年間の熱気が冷めてしまっては、これまでの取り組みがもったいない」と話す。

 このため、広報誌で紹介する音楽会など各種のイベント情報には、ど真ん中で開催されることをうたっている。婚約したカップルが町内をサイクリングして最後に町役場で婚姻届を提出する企画は、「ど真ん中ウェディング 日本の中心で愛を叫ぶ」と銘打つなど、あの手この手を繰り出している。

 今後の試みとしては、「中心の中心」地点は、ゼロポイントの西方約10メートルに位置することから、ここに記念の標柱を建てることを検討している。来春には、新たなど真ん中事業のアイデアを募り、採用されれば、申請者の取り組みに充てる費用の一部を負担したり、周知に協力したり、全面的に支援することも計画。町は「申請者と『伴走』していきたい」と話している。

 ど真ん中プライドをかけた飽くなき挑戦はこれからも続く。

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