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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈748〉「香港」より「桜を見る会」?

長期化する「桜を見る会」追及の動き
長期化する「桜を見る会」追及の動き

 アメリカ上下両院では圧倒的多数で「香港人権民主法案」を可決、トランプ大統領が署名し、成立した。

 折も折、日本の国会では野党が「桜を見る会」追及に狂奔。なんと76人態勢(!)の追及本部まで立ち上げたというのであきれていたら、その最初の仕事が、内閣府のシュレッダー視察。しかも2時間もねばって断られた-。

 書いていてバカバカしくなる。それほどの大事か。

 ところが、週刊各誌も同調して今週も「桜を見る会」批判。

 『週刊文春』(12月5日号)「安倍『桜を見る会』に新証拠」。

 『週刊新潮』(12月5日号)「『神の水』でつながる『安倍総理』と『ニューオータニ』のただならぬ関係」。

 『新潮』、ニューオータニの社長が心酔していた〈奇怪な「お告げ」や「悪霊祓い」を行う団体〉(2008年に〈清算結了〉)の事務所がニューオータニにあった。その主宰者が安倍総理の父親の安倍晋太郎氏と同郷で縁があり、総理も手かざしで治療を受け、完治したことがある、という、『新潮』自身も書いている〈俄(にわ)かには信じがたい〉話。

 これで「ただならぬ関係」はオーバーだろう。

 『文春』の「新証拠」も些末(さまつ)なことだし、しかも詰め切れていない。

 もう一度言うが「桜を見る会」、それほどの大事か。

 そこへいくと『ニューズウィーク日本版』(12・3)の手並みは鮮やか。絶妙のタイミングで「香港のこれから デモ隊、香港政府、中国はどう動く」12ページ。

 石平氏が「今後のシナリオを読む」を寄稿しているが、石平氏にして香港の今後は読み切れないようだ。

 香港デモ隊の仮面の告白。マスクなどで顔を隠した写真付きの15人のインタビューはビジュアルを生かした同誌ならではの好企画。

 香港デモに参加している人たちの思いがストレートに伝わってくる。

 今、われわれも、せめて報道することによって彼らを応援しなくては。

 (月刊『Hanada』編集長)

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