PR

ニュース プレミアム

ハンドボール女子日本代表から「にわかファン」へのメッセージ

ゲームメーカーとしてチームを牽引する石立真悠子=11月18日、東京都北区のナショナルトレーニングセンター(宝田将志撮影)
ゲームメーカーとしてチームを牽引する石立真悠子=11月18日、東京都北区のナショナルトレーニングセンター(宝田将志撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

 「にわか」を辞書で引くと、こう出てくる。

 「(1)事態・状態が急に大きく変化する様子(2)何かに接して、その反応がすぐ起こる様子(3)変化が急に行われ、かつその変化がすぐやむ様子」(新明解国語辞典第四版 三省堂)

 11月2日に閉幕したラグビーワールドカップ(W杯)日本大会では「にわかファン」なる言葉があちこちで聞かれた。

 W杯では選手同士の激しいぶつかり合いや日本代表のベスト8進出といった競技面はもちろんのこと、ノーサイドとなったら互いをたたえ合う姿、ニュージーランド代表オールブラックスの試合前の儀式「ハカ」など、楕円球文化の全てが多くの日本人を魅了した。

 そんな熱狂を経て、「次はわれわれの番だ」と意気込む人たちがいる。日本のハンドボール関係者である。女子の世界選手権が熊本県で30日に開幕する。

 ハンドボールの現場で、よく耳にするのは「一度、見てもらえれば面白いと感じてもらえるはず」とのセリフだ。ハンドボールは19世紀から20世紀初頭のヨーロッパに起源を持つとされ、走る、跳ぶ、投げるといった動きがスピーディーに展開し、豪快さと緻密さを併せ持つスポーツだ。

 だが、残念なことに、これまでハンドボールは日本国内であまり見向きされずに来た。五輪には男子代表が31年前の1988年ソウル大会、女子代表は43年前の76年モントリオール大会を最後に出場できておらず、試合のテレビ中継もほとんどない。そんな状況では経験者以外に関心を持ってもらうのは極めて難しい。

 その意味で、この世界選手権と、来年の東京五輪は一つのチャンスといえるだろう。いずれも日本代表は開催国枠での出場が決まっている。日本がメダルを獲得するような大活躍をしたとして、それで一気にメジャースポーツになるとは思わないが、それでも、勝ち続けていけば注目度が上がるきっかけにはなる。

 では、少しでも興味が湧いた「にわかファン」がいたら、ハンドボールのどこを、どう楽しめばいいだろう。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ