PR

ニュース プレミアム

カレー店のない島が開発した「海自カレー」

標的機整備隊オイスターカレー(広島県江田島市提供)
標的機整備隊オイスターカレー(広島県江田島市提供)
その他の写真を見る(1/6枚)

 広島県江田島(えたじま)市で「江田島海自カレー」が誕生した。海自カレーといえば同県呉市が有名だが、江田島市にも海自第1術科学校などがあり、ゆかりは深い。10月に同校で開催された「オータムフェスタ江田島」でカレーが初披露されると、わずか3時間半で完売。海自カレーブームが広島からじわりと広がりつつあるようだ。

第2のふるさと

 江田島市は、広島湾に浮かぶ約90平方キロメートルの広さを誇る江田島に位置する。明治21(1888)年に海軍兵学校が移転して以来、海軍ゆかりの島として認知されてきた。戦後には海上自衛隊第1術科学校や幹部候補生学校が置かれ、海自隊員たちにとって“第2のふるさと”ともいえる存在だ。

 そんな土地で約1年前から、同市と同市商工会、海自が連携して開発が進められてきたのが江田島海自カレー。市商工会の平田圭司会長は「第1術科学校は海自隊員たちの心のよりどころで、『“ふるさとのカレー”が食べたい』との声が寄せられていた。呉市で海自カレーがあるなら、江田島にもあってもいいと思った」と説明する。

 しかし、同市関係者によると、カレーを提供する店舗を探すのには苦労したという。人口約2万2000人の同市ではカレー専門店がないからだ。このため定食屋やカフェレストランなど4店舗がピックアップされ、メニューの試行錯誤を経て、期間限定・数量限定で江田島海自カレーを提供することに。開発された江田島海自カレーは第1術科学校の学校長らが飲食店を訪ねて実食し、海自カレーと認定した。

海上自衛隊幹部候補生学校シーフードカレー(広島県江田島市提供)
海上自衛隊幹部候補生学校シーフードカレー(広島県江田島市提供)
その他の写真を見る(2/6枚)

 10月に開かれたオータムフェスタ江田島では、改めて実食が行われ、学校長らが「うちのカレーに間違いない」と断言。「出航」の掛け声とともに隊員らがラッパを鳴らした。

3時間半で完売

 江田島海自カレーに認定されたのは、定食屋「きまぐれ亭」の「海上自衛隊第1術科学校キーマカレー」(800円)▽「キッチン&カフェhama」の「海上自衛隊幹部候補生学校シーフードカレー」(850円)▽カフェレストラン「Shirasuya e’S」の「標的機整備隊カラットカレー」(900円)と「標的機整備隊オイスターカレー」(1200円)▽レストラン「地鶏キッチン ポーク&チキン江田島」の「呉弾薬整備補給所ポークカレー」(800円)-の4店舗5種類。

海上自衛隊第1術科学校キーマカレー(広島県江田島市提供)
海上自衛隊第1術科学校キーマカレー(広島県江田島市提供)
その他の写真を見る(3/6枚)

(次ページ)3時間で完売した人気ぶり…その理由は

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ