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【大相撲徳俵】元大関の照ノ富士が幕下優勝 けが、糖尿病…どん底からはい上がり

元大関の照ノ富士㊧が来年の初場所での再十両を決めた。目標は幕内復帰(村本聡撮影)
元大関の照ノ富士㊧が来年の初場所での再十両を決めた。目標は幕内復帰(村本聡撮影)

 元大関で幕下10枚目の照ノ富士(27)=モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が大相撲九州場所で7戦全勝し、幕下優勝を果たした。来年1月に行われる初場所での十両復帰が決まった。「新十両が決まったときよりうれしい」と喜んだ。両膝のけがや糖尿病に苦しみ、一時は序二段まで番付を下げた。どん底からはい上がり、ようやくかつての輝きを取り戻し始めた。

 場所前から好調ぶりは見てとれた。福岡県内の時津風部屋に出稽古に行った際には正代、豊山、錦木といった関取を向こうに回し、10戦全勝と圧倒的な強さを誇っていた。両膝は万全ではない。それでも相手の押しをこらえ、じわじわ前進する力強さがあった。

 このとき、「来年(7月)の名古屋場所で幕内にいられたら」と明確な目標を語っていた。来夏に行われる東京五輪時には幕内にいたいのだという。来年名古屋場所までには、今場所も含めて4場所しかない。決して簡単なものではないが、まずは今場所の幕下優勝で目標に一歩近づいた。

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 かつては横綱になるのも時間の問題といわれた力士だった。関脇だった平成27年夏場所で初優勝。三役をわずか2場所で通過し、23歳で大関に昇進した。平成生まれでは初めての大関だった。

 しかし、翌年から青写真は崩れた。両膝の負傷で、勝ち越しすらままならなくなった。かど番と8勝7敗を繰り返した。29年秋場所で2場所連続負け越し、ついに関脇に陥落。糖尿病も患って稽古もできなくなり、あとは階段を転がり落ちた。

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