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【Jリーグ通信】横浜Mの快進撃支えたニッパツの熱気 優勝のカギは日産のムード

札幌戦の後半、PKを決める横浜Mのマルコス・ジュニオール。大声援を背に、快勝した=9日、ニッパツ(山田俊介撮影)
札幌戦の後半、PKを決める横浜Mのマルコス・ジュニオール。大声援を背に、快勝した=9日、ニッパツ(山田俊介撮影)

 サッカー・J1の横浜Mが2004年以来のリーグ制覇を視界にとらえている。3試合を残して勝ち点61の2位につけ、首位FC東京との勝ち点差は1。快進撃の一因となったのは、満員の観衆による迫力ある声援を受けるニッパツ三ツ沢球技場(ニッパツ)で挙げた5戦全勝の好成績だ。今季最後のホームは、FC東京を日産スタジアム(日産)に迎える最終節の大一番。15年ぶりの悲願達成は、ニッパツのような雰囲気を日産でも作り出せるかにかかっているのかもしれない。

 横浜Mは今季、ニッパツで無類の強さを発揮した。日産がラグビー・ワールドカップ(W杯)の会場となった影響で8月31日以降、リーグ戦のホーム4試合をニッパツで戦って全勝。いずれも3得点以上を奪うゴールラッシュだった。ニッパツでは7月6日の大分戦も勝っており、リーグ戦は5戦全勝だった。

 ニッパツで行われる横浜M戦の熱気は圧巻だ。まず、球技専用のためピッチとスタンドの距離が近い。さらに収容人数が約1万5000人とこぢんまりとしていることもあってスタンドは基本的に満員だ。ほとんどが横浜Mサポーターで埋め尽くされるスタンドの盛り上がりはすさまじい。

 日産ではなかなかお目にかかれない光景だ。陸上競技場と兼用の日産はピッチとスタンドの距離が離れている。約7万人超の収容人数を誇るものの、今季の最多動員は5月18日の神戸戦で記録した4万4210人。4万人を超えたのは神戸戦だけで、空席が目立つスタンドの熱気はニッパツのそれに遠く及ばない。

 横浜Mは今夏、危機にひんしていた。7月にMF天野が欧州へ移籍。8月には東京五輪での活躍が期待されるMF三好も欧州へ移籍するなど主力を喪失。8月3、17両日には日産で連敗を喫するなど先行きに暗雲が漂っていた。

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