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「ゾウは、いません」消える人気動物、迫られる動物園改革

ひっそりと静まり返っている天王寺動物園のゾウ舎=大阪市天王寺区の天王寺動物園(須谷友郁撮影)
ひっそりと静まり返っている天王寺動物園のゾウ舎=大阪市天王寺区の天王寺動物園(須谷友郁撮影)
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 背景にあるのは規制や購入費といった高いハードルだ。アジアゾウは、希少動物保護を目的とするワシントン条約により、学術目的以外での商業取引が禁止されている。また、動物商の白輪剛史さんによると、一部の国による買い占めや種の減少で、アジアゾウを購入するには1頭約4千万~5千万円、アムールトラは1千万円ほどかかるという。

 こうした中、各動物園では、飼育する動物の選別も進んでいるという。

 「各園が『うちの動物園にこの動物は本当に必要か』という判断をするようになっている。アークのように、繁殖のために他の動物園に行った方がいい、という判断もそう。各園がそれぞれの特色をどう打ち出していくかが問われている」。岡田さんはこう指摘する。

海外動物園とやりとり

 動物を連れてくる場合、海外の動物園などと情報を共有し、繁殖計画を立て、交渉するのが一般的だ。同協会によると、動物の個体や飼育情報などをデータベース化している国際的な動物情報管理システム(ZIMS)などを活用しているところが多いという。

 近年、より厳しく求められているのが動物福祉や保全を目的とした飼育環境の整備だ。

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