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平成関西サブカル史(8)ご当地アイドル取材が本格化(平成24年4月)

エスペシアについて報じた当時の夕刊フジの記事
エスペシアについて報じた当時の夕刊フジの記事

 平成24(2012)年、ご当地アイドルへの取材が本格化し始めた。きっかけは関西のサブカルチャー街、大阪・日本橋(にっぽんばし)で行われた年に一度の祭典「日本橋ストリートフェスタ」。メインストリートの堺筋の路上に設置された特設ステージで、関西で活動しているアイドルグループ5組によるライブパフォーマンスが繰り広げられた。

将来見えずメンバー脱退…解散の危機も

 関西のトップグループと目された「JK21」▽よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のアイドルユニット「つぼみ」▽日本橋を拠点にする「NEP She☆Stars(ネップシスターズ)」▽深夜番組出演で話題の「Vress」-にまじって、インターネット番組「OTAKUフジステーション」に月1回のペースで出演していた「OSAKA BB WAVE(OBBW)」も姿を見せた。

 OBBWのライブを見るのは平成22年10月の結成ライブ以来。相変わらずのパフォーマンス力の高さに感心していたが、所属事務所のブログを読んで衝撃が走った。結成当初は約45人のメンバーがいたがわずか約1年半で20人にまで激減。一時は解散の危機に陥っていたことがわかったのだ。

 当時の活動は、大阪市西区九条にある自社ビル1階の専用劇場「BB Station」と、「道頓堀商店会」がバックアップした大阪市中央区難波の「ZAZA POCKET’S」で行う月2回のワンマンライブのみ。他事務所やグループとのつながりも薄く、独自路線を突き進んでいた。メディアを使ったプロモーション活動もままならず、来場客よりもステージに立つメンバーの方が多い状態が続いていた。

 将来が見えないと感じたメンバーらは次々に脱退し、別の事務所に所属してアイドルとして再デビューすることも少なくなかった。担当マネジャーも「仕方ない」とため息をついたが、それでも「このグループで活動を続けたい」と残ったメンバーで再出発を図ったところだった。

堀江拠点のガールズユニット結成

 4月のワンマンライブを見て、改めて彼女たちの意気込みを感じ、これからの活動に何が必要かを担当者と語り合った。

 お互いに切磋琢磨(せっさたくま)できるライバルの必要性を感じたが、どこの芸能事務所と一緒に活動するかは慎重な判断を下す必要があった。当時は「地下アイドル」と呼ばれるグループが精力的に活動しており、イベント出演でレッテルを貼られる恐れがあったからだ。

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