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イノシシ3倍増、住宅街にも…奈良・生駒で被害深刻

 公園を管理する市みどり公園課によると、公園と山の境界にはイノシシの侵入を防ぐフェンスが設置されている。だが、「フェンスを迂回(うかい)して山を下り、公園の入り口から出入りしている可能性が高い」といい、侵入を防ぐのは簡単ではない。市は11月初めに掘り返された跡を埋め戻したが、「何度も繰り返されると対処するにも限界がある。何かいい対策があれば」と苦慮する。

 イノシシによる被害は奈良だけでなく各地で見られる。専門家によると、なぜ人の住む場所に多く出没するようになったのか詳しく分かっていないが、猟師が減って個体数が増えた▽それに伴い山で餌が確保しにくくなった-などの理由も考えられるという。

 奈良県内では、国の天然記念物「奈良のシカ」が生息する奈良公園にも出没し、シカが主食にする芝を荒らす被害が毎年発生している。県は24年、イノシシを追い払うためロケット花火で威嚇したり、トウガラシの辛みの成分であるカプサイシンを含ませた液体を芝生に散布したりしたが、完全に追い払うことはできなかったという。

 同様にイノシシ被害に悩む新潟県上越市では今年、郊外にある「たにはま公園多目的広場」の外周約900メートルを囲む電気柵を設置。11月7日から雪が積もり始める12月上旬まで、午後7時~翌日午前6時にかけて柵に通電し、広場を閉鎖するという“力業”に出た。

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