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跡地はマンション? 創業者ゆかりの西武大津店閉店

来年8月での閉店が決まった西武大津店=大津市
来年8月での閉店が決まった西武大津店=大津市
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 西武大津店(大津市におの浜)が来年8月に閉店することが決まった。西武グループの創業者、故堤康次郎氏(1889~1964年)の出身地の滋賀県で昭和51年のオープンから40年以上にわたり市民に親しまれてきたが、インターネット通販の拡大や消費者の百貨店離れなどで採算が悪化。近年の売り上げはピーク時の3割以下の水準に落ち込んでいた。一方、地元では早くも閉店後の跡地利用に興味が移っている。周辺ではマンション開発が進み、商業施設が売却されるなど動きが活発化しており、その一等地の行方に注目が集まっている。(大島直之)

聖域なき構造改革

 「選択と集中を進める。採算性の改善が困難と判断した店の閉鎖を決断した」

 西武・そごうを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は10月10日に東京都内で開いた決算会見で、西武大津店を含む5店を閉店する経緯をこう説明した。西武グループにゆかりある特別な店も例外ではなく、聖域のない構造改革に踏み切った。

 西武大津店の今年2月期の売上高は99億円で、ピーク時の平成5年2月期の371億円と比べると、3割以下の水準。県内の百貨店では草津市の近鉄百貨店草津店の109億円(31年2月期)を下回る状況だ。

 西武大津店の現在の実質的な業態は専門店が入る商業ビルとなっている。しかも、主要テナントは「ロフト」「アカチャンホンポ」といったセブン&アイグループの雑貨店と、かつて西武セゾングループだった「無印良品」。いわば「身内」で何とか売り場を埋めている状況だ。

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