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【関西の空(1)】マリオやポケモンに会える 関空のマル秘スポット

関空展望ホールで離陸する飛行機を見る人々=関西国際空港(須谷友郁撮影)
関空展望ホールで離陸する飛行機を見る人々=関西国際空港(須谷友郁撮影)
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 世界に開かれた空港は、旅情をかき立てる仕掛けにあふれている。関西では開業25年を迎えた関西国際空港や、80年の歴史を持つ大阪(伊丹)空港、神戸空港の「関西3空港」が、それぞれの個性を生かして使いやすさや居心地の良さ、そして楽しさを追求している。飛行機に乗らない地上の人々をも引きつける空の玄関口は、どんな進化を遂げているのだろう。まずはテーマパーク化していく姿を追う。(牛島要平)

 平成23年8月にリニューアルされた関空の展望ホール「スカイビュー」。4~5階にある「スカイデッキ」に降り立つと、快いエンジン音を響かせて滑走路を飛び立ったばかりの飛行機が頭上をかすめていく。

 機影を追うカメラマンにとっても、ここは楽園だ。大阪府枚方市の会社員、田村康二(こうじ)さん(37)は「2年ほど前から通っていますが、いくら撮っても飽きません」と話した。

 各地の空港が、訪れるだけで楽しめる施設づくりを進めている。飛行機に乗る人は国際情勢や景気によって増減するが、航空ファンや家族連れは安定した顧客になるからだ。とりわけ展望デッキは空港ならではの施設であり、テーマパークでいえばメインのアトラクションに当たる。

 多くの空港ではターミナルの屋上にあり、滑走路と並行している。一方で関空のスカイビューは、あえてターミナルから離れた場所に造られた。1期島の滑走路から約320メートルの延長線付近。離陸コースを下から見上げる位置にあり、機体をより間近に見られる。

 魅力はそれだけではない。時間帯によっては、第1ターミナルの駐機スポットにずらりと並んだ雄姿を一望できる。関空には約60の航空会社が旅客定期便を就航しており、色とりどりの機体を楽しめる。

夢の世界に誘われて

 展望デッキには滑り台やマットなどの遊具が設置された「プレイエリア」や「レストエリア」も。子供連れでもゆっくり過ごせる。平日で約千人、土日になると約2500人が訪れる人気スポットというのもうなずける。

 おすすめは夕方。夕焼けに包まれた空港はどこか旅愁を誘い、活気あふれる昼間とは違う表情をみせてくれる。デッキにたたずむ人たちが、それぞれの思いを胸に滑走路を眺める。大阪湾に浮かぶ関空ならではの情景には、トランペットの音色が似合いそうだ。

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