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「美しすぎる女子野球選手」ら半数が退団 大量リストラの女子プロ野球、存続の行方は

 もちろん、退団後もプレー継続を望む選手は少なくない。「みなさん、プロ生活4年間、本当にお世話になりました。これからも野球を続けていきますので、ご声援をお願いします」。退団試合の翌日にJWBLの公式ホームページに掲載された動画で、加藤はこう挨拶した。

「手弁当」の限界

 JWBLを運営する日本女子プロ野球機構は、わかさ生活が3億円を出資して平成21年に設立。翌年に2球団で始まったJWBLは球団再編を経ながらも、25年から4球団体制で続けられている。

 しかし、1社単独運営による負担は大きく、機構によると同社はこれまでに約100億円を投入。1球団あたり年間2億~2億5千万円のコストがかかる一方で、球団ごとの年間売り上げは約5千万円にとどまるのが実情という。これまで選手のサイン会や写真撮影会、試合後の勝利チームによるダンスなども行ってファン層拡大に努めてきたが、赤字運営の解消には至らなかった。

 今年1月の創立10周年の記者会見では、同社社長で機構名誉理事の角谷建耀知(かくたに・けんいち)氏(58)が「覚悟の一年になる。今年が最後という気持ちでやることが大事」と強調。今季は春季リーグは京都、夏季は東海、秋季は関東と開催地を固定して移動費を削減したが、夏季リーグ終了時の観客数は前年同期の3分の2の4万人余にとどまった。機構は8月下旬、緊急に記者会見。来季以降の球団運営に参入する企業や団体を募ったが、これまで具体的な話し合いにまで進んだケースはないという。

今度こそ継続を

 ただ、高校や大学で野球に打ち込んだ女子選手たちが卒業後にプレーする受け皿として、JWBLが果たしてきた役割は決して小さくない。10年前には5校だけだった女子硬式野球部のある高校は、来年度創部予定も含めると37校に増加。その中にはJWBLの元選手が創設に携わったり指導者を務めたりしたところも多く、裾野の拡大にも貢献している。

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