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【ラグビーW杯】日本-スコットランド戦 台風翌日の実施でなされた尽力

 そんな中、日本はスコットランドをプレーで退け、“正々堂々と”準々決勝進出を決めた。

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 この試合の実施の可否が決まったのは、試合開始の約9時間前だった。10月12日の2試合と、13日の岩手県釜石市での試合が中止になる中、組織委と国際統括団体ワールドラグビー(WR)はぎりぎりまで頭を悩ませた。

 主に議論されたのは、(1)会場が使えるか(2)横浜市の被害状況がどうか(3)交通手段は確保できるか。前日夜から組織委スタッフが会場近くに泊まり込み、当日は早朝から、ピッチやゴールポストが壊れていないかなどを確認して回った。水がたまっているところがあれば掻きだし、ピッチ上の水たまりは、大きなスポンジで地道に吸い、試合ができる状態に整えた。

 交通機関は午後には動く見込みとの情報を仕入れ、観客の移動・安全は確保できると判断。飲食販売スタッフが来られないことも見越して、ソフトドリンクの飲料に限って持ち込みを可とした。さまざまな策を講じ、「GOサイン」を出したのは午前10時半すぎだった。

 開催可否の判断は他会場同様、選手の移動や観客の安全性を鑑み、判断された。とはいえ、開幕前から日本にとって1次リーグ突破へ最大の山場と位置づけられていた一戦。中止になれば、日本は戦わずして初の決勝トーナメント進出が決まるが、一方でスコットランドは戦わずして1次リーグ敗退が決まっていた。多くの人がどこかにほろ苦さを感じることになっていたに違いない。

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