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外国人にも人気の“泳ぐ宝石”ニシキゴイ 新潟・小千谷の品評会では数百万円の買い物も

販売価格にも影響

 大きな透明のポリ袋に入れられ、決選投票用の特別水槽に運ばれた2匹。紅白は体長90センチの迫力はもちろん、体格、色つやともにすばらしいのが素人目にも分かった。一方の昭和三色も88センチと大きさでは負けず劣らず。白地に橙、黒のエレガントな模様が美しい。

 慎重に2匹を見定める審査員ら。改めて投票した結果、紅白に軍配が上がり、続いて行われた投票で、大臣賞に次ぐ栄誉である水産庁長官賞に昭和三色が選ばれた。

 約100カ所の野池で錦鯉を育てているという伊佐養鯉場の伊佐光徳社長は「ずっと大事に抱えていた錦鯉です。野池から上げた瞬間、『これはいける』と久しぶりの手応えを感じました」と目を細めた。同養鯉場では毎年、数百万から1千数百万匹の稚魚が生まれ、翌年には150匹に絞り込んで野池で育てる。その中で今年、選び抜かれた1匹だという。

 この後、審査員は7班に分かれ、体長15センチ未満から80センチ超えまでの15部ごとの入賞などを決めた。各賞の受賞者には賞状やトロフィーなどのほか、商品券が贈られるが、それ以上に大きいのは、養鯉業者としての格だ。ある養鯉業の男性は「品評会の受賞歴は、ニシキゴイの販売価格に影響する」と話す。

「まるでアート」

 引き続いて会場が一般公開され、待ちわびたニシキゴイファンらが水槽を囲み、目を輝かせていた。

 新潟県上越市から来た横尾京子さん(63)は「大きくて色鮮やかなニシキゴイが泳いでいるのもいいし、小さいのもかわいい。見ていて楽しいので、毎年楽しみにしています」と品評会の魅力を語ってくれた。

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