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【外交安保取材】政府専用機で前代未聞のぼや騒ぎ 機内には記者も搭乗 

安倍晋三首相らが搭乗し、バンコクへ向け離陸する政府専用機=11月3日、羽田空港
安倍晋三首相らが搭乗し、バンコクへ向け離陸する政府専用機=11月3日、羽田空港

 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席する安倍晋三首相の外遊に同行し、3日から5日かけてタイ・バンコクを訪れた。中国の李克強首相らとの会談など、外交日程は4日に集中していたが、前半の“ハイライト”は前代未聞の政府専用機のぼや騒ぎだった。機内の様子を再現しつつ、政府専用機について紹介しよう。

スチームオーブンから煙

 それは3日午後に羽田空港を飛び立ってから約1時間後だった。最後方に近い座席に座っていた、どちらかといえば鈍感な記者も、さすがに異変を察知した。

 機内食の配膳準備に入ったキャビンクルーの動きが何やら慌ただしい。やや刺激のあるにおいも漂ってきた。すると、前方の通路のカーテンが開き、小型消火器を持った女性クルーが駆けてきた。だが、男性クルーがその女性を「消火器は必要ないよ」というジェスチャーで制した。その瞬間「何かトラブルがあったな。でも、もう大丈夫なのだろうな」と悟った。

 ほどなくして機内アナウンスが入った。

 「後方の調理場のスチームオーブン内でぼやが起き、初期消火をしています。煙を吸って体調の悪い方はお近くの乗組員にお知らせください」

 時間は午後2時56分。機内はやや騒然とした。

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