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紀州のドン・ファン遺産13億円どうなる? 相続の田辺市に難問

昨年5月に急死した野崎幸助さんの自宅=和歌山県田辺市
昨年5月に急死した野崎幸助さんの自宅=和歌山県田辺市
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 和歌山県田辺市は9月、昨年5月に急死した「紀州のドン・ファン」こと同市の酒類販売会社元社長、野崎幸助さん=当時(77)の遺産を受け取る方針を発表した。総額13億円超という高額の寄付は市にとっても願ってもない事態だが、相続にはまだ必要な手続きや協議が山積している。世間を騒がせた野崎さんの死から1年半。巨額の遺産はどうなるのか。

 野崎さんは昨年5月、自宅で意識を失っているのを妻が見つけ、死亡が確認された。死因は急性覚醒剤中毒だった。野崎さんは生前、薬物にまつわる噂がなかったといい、不審な死は連日ワイドショーを騒がせた。いまだ死の真相ははっきりせず、和歌山県警が慎重に調べている。

 貸金業や酒類販売業など複数の事業を営んでいた野崎さんは資産家としても知られ、派手な女性関係から欧州の伝説の放蕩(ほうとう)児になぞらえて「紀州のドン・ファン」と呼ばれていた。平成28年には、かつて交際していた女性に計約6千万円相当の金品を盗まれたことが報じられ、同年や30年には自身の半生をつづった著書も出版していた。

 そんな野崎さんの突然の死から1年以上が経過した今年9月13日、田辺市は、野崎さんが全財産を市に寄付するとした遺言書が見つかり、遺産を受け取る方針であることを明らかにした。唐突に思える発表だが、実は市は受け取りに万全を期すため、1年以上かけて準備を進めていた。

(次ページ)実は遺言書に…使い道は…

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