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大物タレント独占で大阪一人勝ち? 新アリーナ構想におびえる周辺

代替としての需要

 「大阪に大型アリーナができると、神戸に行く必要がなくなる」。10月下旬にワールド記念ホール(神戸市中央区、8千人)で開催されたライブイベントに訪れたファンからは、今後の神戸での需要に厳しい声が聞かれた。

 兵庫県を代表する同ホールは、約10年前から週末の興行が増加。年35~40公演開催されており、ある在阪の興行主は「大阪が会場不足のため神戸で興行するという動きが増えた結果」と説明する。この日のライブも前回は大阪城ホールで開催していた。ただ、ワールド記念ホールは収容人数の少なさから大型公演ができないとの不満の声もある。

 このため、近畿大短期大学部の鈴木善充准教授(公共経済学)は「同ホールは規模も知名度も大阪城ホールより低いので、大型の新アリーナができれば代替としての需要が移るのでは」と指摘する。

 兵庫県の井戸敏三知事も危機感を隠さない。訪日外国人客で大阪や京都に水をあけられる兵庫県にとって、成長産業の取り込みは重要課題。井戸知事は大阪のアリーナ発表直後の会見で「規模で負けることになりかねない。新アリーナは検討しないといけない課題だ」と力を込めた。

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