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福島の「天敵」ムクドリの大群 ピーク過ぎるも対応苦慮

 そのため、県や市などには苦情が絶えない。ねぐらの樹木を管理する部署では、光を反射する道具で追い払ったり、街路樹の剪定(せんてい)を行うなどして対応している。枝や葉がない木では身を隠せず、ムクドリはねぐらにしないからだ。福島の市街地では大胆に枝を切られたケヤキが珍しくない。また、糞の掃除も欠かせない。

 しかし、ねぐらを奪われた鳥たちは、新たな場所に移動して同じことを繰り返す。そこで苦情が出ると、また追い払う…。そんな、いたちごっこが延々と続いている。

 福島の市街地ではカラスも多く、夕暮れになるとムクドリと同様に集まって、ねぐら入りを行う。カラスはごみを荒らしたりもすることから、こちらも住民を悩ましている。

 福島市では福島駅の植え込みは市の交通政策課、市道の街路樹は道路保全課、県道は県北建設事務所、市街地を走る国道13号は国土交通省福島河川国道事務所と、担当が細かく分かれていることも対応を難しくさせている。

 関係者は「根本的な解決方法は見当たらない」と口をそろえ、対応に苦慮している。(芹沢伸生)

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