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【政界徒然草】政局化する憲法問題 紳士協定「中山方式」は有名無実に

「中山方式」を提案した中山太郎元外相は、憲法議論が停滞する現状をどう思うだろうか
「中山方式」を提案した中山太郎元外相は、憲法議論が停滞する現状をどう思うだろうか

 憲法改正を国会で議論する憲法審査会には「中山方式」という暗黙のルールが存在する。憲法を政局に絡めないことや、少数政党の声を尊重することなどを柱とする与野党間の紳士協定だ。ただ、最近の国会では一部野党が中山方式を逆手にとって憲法審にブレーキをかけ、議論は2年近くも停滞している。改憲議論を本格化させたい自民党もしびれを切らしており、中山方式は有名無実となりつつある。

 「憲法審は憲法改正を議論する場だ。野党の皆さんはあまり軽々しく中山方式と言わないでいただきたい」

 日本維新の会の馬場伸幸幹事長は11日の衆院予算委員会でこう強調した。安倍晋三首相(自民党総裁)が呼びかける改憲議論を拒否する一方、中山方式に基づく円満な議事運営を求める立憲民主党など一部野党の姿勢に苦言を呈した。馬場氏は中山氏の元秘書で「まな弟子」を自任している。

 中山方式は、平成12年に設置された衆院憲法調査会の初代会長を務めた中山太郎元外相によって考案された。会の運営は原則与野党の合意が必要とするだけに、これまで与党は、野党が開催を拒めば無理に開かないよう配慮してきた。

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