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【令和をつくる】変化の時代「幸せ」 豊洲市場協会の伊藤裕康会長(84)

市場の未来像を語る豊洲市場協会の伊藤裕康会長
市場の未来像を語る豊洲市場協会の伊藤裕康会長
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 水産物の取り扱いでは日本最大の中央卸売市場が11日、築地(中央区)から豊洲(江東区)に移転して丸1年となる。豊洲市場協会の伊藤裕康(ひろやす)会長(84)は移転がスムーズに進んだことを強調した上で、「豊洲ブランド」の確立に自信をみせる。生産者が消費者と直接つながるネット通販が伸長する中で、存在意義が問われている卸売市場。伊藤会長は「変化の時代に生きるのは幸せだ」と言い切った。令和の新しい時代、「日本の台所」はどこへ向かうのか。(天野健作)

 --豊洲へ市場が移転してから丸1年となる

 「築地の中で何十年と過ごしてきて、設備面や環境としても、もっと適した所に移るべきだとずっと思っていた。実際に新設の市場に移転してみると、即日ほとんど問題なくスムーズに動いた。各地の市場で新たな開設を経験しているが、大体3日間は大混乱で、ほとんど寝ずにやる始末だった。しかしこれだけの規模の市場で、見事にこなして、さしたる混乱なく、商売ができたことはすごい。今もきっちり機能して動いている。閉鎖型で全館的な温度管理をしているが、これは築地にはなかったことだ」

 --課題や問題は

 「交通アクセスや、駐車場が足りないとかはあるが、協議してカバーできることはやる。築地の時代よりも、はるかに整備され、衛生面でも配慮の行き届いた施設になっている。市場の仕組みとしては狙い通りにできており、築地に戻りたいとか、築地がよかったと思う人は少ないのではないか」

 --「豊洲ブランド」をいかに育てていくか

 「ブランドは長い間かけて築き上げるもので、他人の評価。われわれは、たゆまず努力して、毎日の積み重ねだと思っている。商品の目利きや評価を上げて、信用を頂く。『やっぱり魚は豊洲に』『豊洲に行けばいいモノがそろう』といわれて、初めて豊洲ブランドになる。資格は十分にあり、中身もどこにも引けを取らないだけの自信を持っている」

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