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英国の「救国の英雄」スピットファイア戦闘機が名古屋に飛来 特別14日まで公開

愛知県営名古屋空港に着陸したスピットファイア。台風19号の影響を避けるため日程を早めて名古屋に飛んだ =10日午後(岡田敏彦撮影)
愛知県営名古屋空港に着陸したスピットファイア。台風19号の影響を避けるため日程を早めて名古屋に飛んだ =10日午後(岡田敏彦撮影)
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 機体は10日午後0時10分ごろに、青空のもと県営名古屋空港に無事着陸した。一般公開は空港併設施設の「あいち航空ミュージアム」で実施する予定。

 11日は午後6時まで館内で公開するほか、12~14日も公開予定。14日にはパイロットへのインタビュー(一般客の閲覧可)も行われる。期間中は英国をイメージした館内装飾や、カフェでのスコーンなど限定メニューの提供などを行う。ただし同館では、愛知県尾張西部に暴風警報または特別警報が発令された場合は臨時休館する方針で、臨時休館に関する情報は随時ホームページで知らせるとしている。

スピットファイアの歴史

 スピットファイアが英国で「救国の英雄」と呼ばれる背景には、80年近く前の欧州の危機的な国際情勢がある。チェコやポーランド、フランスを電撃戦で占領し、欧州全土を手中に収めようとするナチス・ドイツは、英国本土上陸作戦(あしか作戦)を計画。英空軍力の減殺を狙って戦闘機と爆撃機を繰り出し、防衛に上がる英戦闘機を空中戦で叩こうとした。

 これに抗した防空戦(バトル・オブ・ブリテン)で活躍したのがスピットファイアで、良好な旋回性能など格闘戦能力の高さを空中戦で発揮。一撃離脱を得意とするメッサーシュミットBf109は、味方爆撃機から離れず援護せよという空軍上層部の命令により、一撃離脱に必要な高度を取ることができず、比較的苦手な格闘戦でスピットファイアと渡り合うこととなった。このため英国上空の情勢はスピットファイアが優位に立ち、最終的にあしか作戦を頓挫に追い込んだ。

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