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【関西の坂】(8完)急な「きつね」と息のむ「たぬき」 モデルも歩く神戸の急坂

須磨の坂道を紹介するツアーを行う「須磨歴史倶楽部」副理事長の西海淳二さん=神戸市須磨区
須磨の坂道を紹介するツアーを行う「須磨歴史倶楽部」副理事長の西海淳二さん=神戸市須磨区
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 「毎日山登りをしている気分。25年間住んでいて足腰がだいぶ丈夫になりました」と笑顔を見せるのは、地元に住む会社員、小谷悦子さん(63)。「下りるときは海が見え、上るときは山が見える。春になると桜のトンネルのように美しい景色が楽しめる坂もある。体はしんどいけど、どの坂も風情があって好きです」と額の汗を拭いながら話した。

「むすめ」に「リボン」…ツアーも登場

 坂道の多い須磨に親しみを持ってもらおうと、地元住民らでつくるNPO法人「須磨歴史倶楽部」の副理事長、西海淳二さん(67)は昨年秋、地元の坂道を巡るツアーを企画した。地元住民が約20年前に作成した坂道マップを活用し、「むすめ坂」や「リボン坂」「べんり坂」など10以上の坂道を紹介。1回のツアーで親子連れから高齢者まで約80人が訪れるなど評判を呼んだという。

 今年も10~11月に「秋の歴史ウォーク」と題して須磨の史跡とともに坂を巡るツアーを企画している。きつね坂とたぬき坂はあまりに急勾配のため「参加者が体調を崩しかねない」と、ツアーには組み込まない方針だが、西海さんは「石垣のある住宅に囲まれた味わいのある生活道路。体力に自信のある人はぜひ上ってみて」と呼びかけている。

ポスターに採用

 “名もなき坂”を観光地にしようと尽力するのは住民だけではない。

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