PR

ニュース プレミアム

【動画】仁王像の中にハチの巣 駆除も解体もできない事情

仁王像の阿形像頭部をはうミツバチ=奈良県葛城市の当麻寺
仁王像の阿形像頭部をはうミツバチ=奈良県葛城市の当麻寺
その他の写真を見る(1/7枚)

 邪悪なものににらみを利かせ、寺を守る仁王像にも追い払えない存在があったようだ。奈良県葛城市の当麻寺(たいまでら)で、木造の仁王像の頭の中にニホンミツバチが巣を作り、推定数千匹が周囲を飛び回っている。仏像を傷める恐れがあるため殺虫剤を散布するわけにもいかず、かといって解体するとなれば膨大な費用がかかる。寺側は「仏像の手前、殺生もできない。放置しているわけではないのだが…」と頭を抱えている。(藤木祥平)

口からひっきりなしに

 寺の玄関口に当たる仁王門で、参拝客を迎え入れる仁王像。向かって右が大きく口を開けた阿形(あぎょう)像、左が口をぎゅっと結んだ吽形(うんぎょう)像だ。2体のうちミツバチは阿形像の方におり、口からひっきりなしに出入りを繰り返し、ガラス材とみられる半透明の両目(玉眼)の奥に大量にうごめいているのが分かる。内部の全容をうかがい知ることはできないが、頭部の空洞に巣があるのは間違いない。

仁王像の阿形像頭部周辺を飛び回るミツバチ=奈良県葛城市の当麻寺
仁王像の阿形像頭部周辺を飛び回るミツバチ=奈良県葛城市の当麻寺
その他の写真を見る(2/7枚)

 ミツバチは阿形像に昔からいたようで、初めて確認されたのは20年以上も前という。今年8月、参拝者が飛び回る様子を動画に収め、SNSに投稿したことから一躍話題になった。同寺西南院の山下真弘(しんこう)住職(66)は「今まで一度も被害はないが、万が一のことがあったら…」と危惧するが、有効な対策は見つかっていない。

(次ページに動画)薬剤を散布したが結局…そこで

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ